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2015年11月6日金曜日

gitとgitolite3をAWS EC2上に構築する

EC2上に、yumでgitolite3をインストールした場合、少し癖があって苦労したので情報を公開します。

gitとgitolite3のインストール

$ sudo yum install git gitolite3


gitolite3設定

初期状態では、sshでアクセスできるように構成されていないので設定します。
gitolite.conでgitolite-adminにアクセスできるのはadminユーザのみになっているのでadminユーザの設定を行います。

鍵の作成

$ su - gitolite3
-sh-4.2$ ssh-keygen -f ~/.ssh/admin
-sh-4.2$ openssl rsa -in ~/.ssh/admin -out ~/.ssh/admin.signed(パスワードが不要な場合のみ)

リポジトリ準備

ディレクトリ自体は色々と準備されいるが鍵の設定が全く行われていないので設定を行う。
-sh-4.2$ gitolite setup -pk ~/.ssh/admin.pub
これで公開鍵が配備されました。

以上でサーバ側の設定は終わりです。
次にクライアント側での設定になります。
自分はMac OS X El Capitanで行いました、OS Xでgitコマンドはxcodeに入っているようです。


鍵の準備

サーバに保管されている秘密鍵をコピーします。
ファイル名は/var/lib/gitolite3/.ssh/adminになります。
$ vi ~/.ssh/admin
内容を貼り付けます
$ chmod 600 ~/.ssh/admin
権限を変更します

sshの設定

$ vi ~/.ssh/config
host git.ibs.local
    user        gitolite3
    hostname    ipアドレス
    identitiesonly      yes
    identityfile        ~/.ssh/admin


確認

gitolite-adminリポジトリをcloneします。
$ git clone git.ibs.local:gitolite-admin
Cloning into 'gitolite-admin'...
remote: Counting objects: 10, done.
remote: Compressing objects: 100% (6/6), done.
remote: Total 10 (delta 0), reused 0 (delta 0)
Receiving objects: 100% (10/10), done.
Checking connectivity... done.

上記の様になれば成功です。


この後、Apacheを利用してLDAP認証(ActiveDirectory)での設定も成功したので、また後日ブログにアップする予定です。