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2015年11月17日火曜日

Redmineでのプロジェクト追加の権限付与方法

Redmineでのシステム管理者以外へのプロジェクト追加の権限付与方法についてです


システム管理者権限を付与せずに、プロジェクトの追加権限付与する方法が見つからず、かなりの時間を使ってようやく分かったので情報を共有します。


管理画面の「ロールと権限」で「権限レポート」を見ると、管理者に「プロジェクトの追加」ができるようになってる

どこかでこの管理者ロールをユーザに設定できるものと思って探してみるが見つからず


Googleで調べると発見
Redmine0.9新機能紹介(5):管理者でないユーザーによるプロジェクトの作成
これによると
「プロジェクトの追加」権限:
Redmine上のいずれかのプロジェクトでこの権限が付与されていれば、最上位のプロジェクトの追加が可能です。

ようやく理解できました。
いづれかのプロジェクトに管理者と設定したユーザーはプロジェクトの追加権限が付与されるとのことです。

2015年11月9日月曜日

gitolite3で作成したリポジトリをRedmine3から参照する

gitolite3はAWS EC2上に構築しました。
構築方法については「gitとgitolite3をAWS EC2上に構築する」を参考にしてください。

新しく作成したリポジトリはtest_repoとします。

リポジトリのミラーを作成する

gitサーバでの作業です。適当なディレクトリに、test_repoのミラーを作成します。
# sudo mkdir -p /opt/git
# cd /opt/git
# sudo git clone --mirror /opt/git/test_repo.git
# sudo chown -R gitolite3:gitolite3 test_repo.git

次に、test_repoリポジトリに変更があった時に、先ほど作ったミラーに同期させるため、gitolite3ユーザーにスイッチして、ミラー元のフックスクリプトを作成します。
# sudo su -o gitolite3
$ cd /var/lib/gitolite3/repositories/test_repo.git/hooks/
$ cat >> post-receive <<EOF
> #!/bin/sh
> /usr/bin/git push --mirror /opt/git/test_repo.git
> EOF
$ chmod 700 post-receive

次に、ミラー先をWebサーバからも参照できるように設定する
$ cd
$ vi .gitolite.rc
$REPO_UMASK =0077; を $REPO_UMASK = 0027; に変更する

次に、グループを変更する
$ sudo vi /etc/group
gitolite3グループにapacheユーザーを追加する


作成したミラーリポジトリをRedmineから参照する

Redmineにブラウザでアクセスし、プロジェクト->設定の「リポジトリ」タブにて以下の通り設定します。
リポジトリに変更を加えて、Redmineに表示されれば成功です。




疑問があります

わざわざミラーを作成する必要があるのか?ということです。
まあ、redmineから参照させたくないときに、/opt/gitのリポジトリを削除してしまうとか、運用している間で分かってくると思うので、とりあえずこの方法で運用してみようと思います。

2015年10月7日水曜日

Amazon EC2上にRedmine3.1.1のインストール時にはまったこと

Amazon EC2上にRedmine3.1.1+Gitを導入することになりました。
導入手順は以下のサイトを参考にしました。
Redmine.JP Blog

Rubyパッケージは標準で用意されているRuby22パッケージを利用しました。

めっちゃはまったのは「Gemパッケージのインストール」です。
ここで以下のエラーが発生
Gem::Ext::BuildError: ERROR: Failed to build gem native extension.

    /usr/bin/ruby2.2 -r ./siteconf20151007-4046-18z7m00.rb extconf.rb
mkmf.rb can't find header files for ruby at /usr/share/ruby/include/ruby.h

extconf failed, exit code 1

Gem files will remain installed in /var/lib/redmine/vendor/bundle/ruby/2.2/gems/json-1.8.3 for inspection.
Results logged to /var/lib/redmine/vendor/bundle/ruby/2.2/extensions/x86_64-linux/2.2/json-1.8.3/gem_make.out
An error occurred while installing json (1.8.3), and Bundler cannot continue.
Make sure that `gem install json -v '1.8.3'` succeeds before bundling.


パッケージを見てみると「rubygem22-json-1.8.2」が導入されているので削除しようとしてみましたが依存関係で削除できません。
 rpmで導入されているならbundle installではインストールしないようにとか考えましたが、意外と解決方法は簡単でした。

解決方法は、「ruby22-devel」パッケージをインストールすることでした。


次のはまりポイントは、「passenger-install-apache2-module」です。
以下のエラー
Your compiler failed with the exit status 4. This probably means that it ran out of memory. To solve this problem, try increasing your swap space: https://www.digitalocean.com/community/articles/how-to-add-swap-on-ubuntu-12-04

どうもメモリーが足らない模様(T_T)
t2.microがいけないのか?

以下を実行することにより無事に終わりました。
  sudo dd if=/dev/zero of=/swap bs=1M count=1024
  sudo mkswap /swap
  sudo swapon /swap


無事に終わったので以下を実行
sudo swapoff /swap
sudo rm -rf /swap


次はあまりはまるとまではいかなかったが、「RedmineのCSSや画像へのアクセスを許可」いう見出しで以下の設定をすると、逆に画面が崩れました。
<Directory "/var/lib/redmine/public">
  Require all granted
</Directory>


自分のはまりポイントは3つでした。
なんとかインストール完了。

「Redmine3.0でもいいよ」という人は、Redmine3.0のAMIを利用すれば簡単です。
http://blog.redmine.jp/articles/3_0/redmine-ami/